渋谷区の内科医院の中には、マイナンバーカードを健康保険証の代わりとして使うことができる所が増えてきています。これは、オンライン資格確認というシステムを利用して実現しているもので、渋谷の内科医院で導入例が増えてきているのは、2023年4月以降すべての医療機関がこのシステムを導入することが義務づけられることが決まったためです。渋谷の内科に通う患者がマイナンバーカードを保険証として使えるようになるためには、予め利用登録を済ませておく必要があります。もし登録が済んでいれば、医療機関の受付などに設置されている顔認証機能つきカードリーダーに持参したマイナンバーカードを読み取らせるだけで加入している医療保険の確認が終わります。

登録していない場合は、従来どおりの健康保険証の提示による医療保険の資格確認が行われます。もう少し詳しくオンライン資格確認の仕組みについて述べると、マイナンバーカードにはICチップが内蔵されており、渋谷の内科のカードリーダーにチップに保存されているデータが読み込まれると、医療機関側で保険者側で管理するオンライン資格確認システムにアクセスし、登録されている資格情報の確認を行います。システムには被保険者の管理番号のほか、電子証明書のシリアルナンバー、医療保険の資格についての情報、それまでに受けた医療や健診に関する情報などが登録されており、患者自身もポータルサイトでログインすれば閲覧することが可能です。