多くの人に馴染みのあるのは、子供の頃から受けている、一般の健康診断です。大人になってから、馴染みが出てくるのは、人間ドックです。どちらも健康の検査をするものですが、何が違うのか、実はよくわからないという人もいるでしょう。健康診断というのは、その人が所属している健康保険にもよります。
健康保険は、社会保険か国民保険かで、対応にも違いが出てきます。地域の自治体による管理が国民保険です。健保組合が管轄していて、受診や結果の報告などをするのが社会保険です。健康診断には、大きく分けて2つの種類があります。
がん検診と、メタボリック・シンドローム健診の特定検診です。特定検診の場合、年齢は40歳以上になります。中年に入った年齢には、生活習慣病にかかる人が多いためです。職場によっては、もっと早くから、同様の内容の検査が受けられることもあります。
がん検診の場合は、35歳から40歳くらいで、検査を受け始めます。検査は年に1回受けるのが望ましいですが、2年に1回でも、定期的に検査をすることが大切です。女性の場合は、30歳を過ぎたら婦人科系の検査を受けたほうが良いです。乳がんや子宮頸がん発症の確率が、高まってくるためです。
健保組合や自治体での健康診断は、基本的には無料です。しかし、人間ドックでの検査は、全額が自己負担になります。なかには、人間ドックでの検査費用の補助を受けられるケースもあるため、よく確認をするとよいでしょう。渋谷の内科のことならこちら